家事ラク

家事の分担がうまくできたコツ

家事分担をしないで家事を一人でしていた

55歳の専業主婦で主人と3人の子供のうち長男(26歳)の3人家族です。

私は結婚して3年間共稼ぎをしていました。アパートを借りて暮らすにはとても夫一人分のお給料では足りなかったからです。そして、私の職場が東京だったのでアパートもなるべく私の職場に近い所に借りたので、家賃も高くなりました。

ですから、パートでは無くボーナスも出る正社員でいた方が良かったのです。特に子供がすぐに欲しいとも思わなかったので、結婚しても私は会社を辞めずにそのまま働き続けました。

結婚当初は家事は私が総てしていました。夫は6時半頃に家を出、私は8時頃出るので、その間に洗濯も、やろうと思えば毎日掃除をする時間もあったからです。

家事分担はただ家事を半分にしてもダメ

しかし、結婚前に一人暮らしをしたことの無い私は、段々と疲れが溜まってきて、お夕飯の片づけが出来なくなってきました。お夕飯の後、ソファに座りながら寝てしまうのです。片づけは夫がしていました。これでは夫も疲れが溜まってしまいます。

共働きに家事分担は当たり前という考え方が広まっていた頃だったので、私も家事を少し夫にしてもらおうとして話をしました。

夫はいいよ、という感じで私が頼んだこと、お風呂を洗う、私より先に帰宅したらご飯を作る、をするようになりました。

夫は夏の間は私より早く帰る日が多いので、お夕飯を作れると思って頼んだのです。

ところが、夫は私が持っている料理本の中から作れそうな物を作ったのですが、基本がわかっていないので今一つの出来ばかりでした。(もちろん、美味しいと言って食べましたが。)

それ以来、私は気付きました。

家事分担はお互いの得意分野を受け持つ

家事分担はただ家事を半分ずつにするのではダメ。お互いの得意分野を受け持つことが何より大事だということです。

料理が上手な旦那様ならいざ知らず、料理が苦手な私の夫が結婚してから料理を勉強する様な暇はありません。

それよりは、お風呂洗いや洗濯物を取り入れて畳む、また私が苦手な電気関係の修理や大工仕事的なこと等、夫が得意なことを受け持ってもらう方がお互いが楽で、イライラすることもありません。

家事は女性がすることが多いし、子供が生まれても女性は大変です。でも家の中の仕事は意外と多く、玄関掃除だってトイレ掃除だってアイロン掛けだって男性が出来ることは沢山あります。

その中でお互いが得意とするものを挙げてみて、それで分担するのが一番だと思います。
また、無理に家事をきっちり半々に分担する必要も無いでしょう。

仕事は繁忙期とそうでは無い時期がありますから、早く帰った方が無理をしない範囲で出来ることをするというような臨機応変さも必要でしょう