シニア世代の家事ラク

シニア男性が初めて家事をやってみた話

67歳の臨時職員をしている男性です。私はずっと夫婦で暮らしておりましたが、息子宅の出産で妻が孫たちの世話に出かけることになってしまいました。単身生活はおよそ二か月続くという事を宣告されて、大丈夫だ、行ってきなさいと言って妻を送り出しました。

これから二か月間、家事や掃除、洗濯を行うことに不安はありませんでした。やってみなければわからないからやってみよう、という心意気に燃えていました。私は洗濯も掃除も料理も今まで妻の領域でしたから口出しすることはなかったのですが。

意外に簡単だった家事は?

今まで妻が大変だと言っていた洗濯は、やってみますと意外に簡単です。洗濯機が洗って脱水まで自動でしてくれますから干すだけなんです。しかも出勤前の忙しい時間ではなくて、夜の時間のある時に洗濯を行いますと、室内にかけておくだけで朝になれば大方乾いていますから、乾いた衣類をそのまま着て出かけるという方法はまこと便利であることがわかりました。

天気を見て何度も外に干したり、部屋に干したりとせわしなく移し替えておりました妻よりも手軽な洗濯で、妻には言えませんが、本当に簡単です。

料理は、想像を超えた領域だった

そして、料理に至りましては、想像をはるかに超える領域であることがわかりました。付け焼刃でどうにかなるものでなく、諦めて購入することとしました。

ソーセージを食べようと思いスーパーに買いに行きましたところ、初めて調理の仕方がわかりました。ソーセージは熱湯でゆでる、フライパンであぶる、などの方法があり、どちらも食感が少し異なった仕上がりに出来上がります。

ソーセージと、購入しました野菜のお惣菜、電子レンジで仕上がるごはんパックがありましたら当分困ることはなさそうです。チーズやヨーグルトなども購入するだけで食べられる便利な食材です。

家事をしてみて、発見したこと

掃除は、掃除機を出して動かしてみました。家中を掃除機するのは中々骨の折れる作業です。毎週休日には行うようにしておりますが、掃除のあとには疲れがどっと出るように思います。妻が毎日掃除をしていた事を思いますと、重労働をさせていたのだな、と初めてわかりました。

今回単身生活でわかりましたことで最もよかったことは、洗濯は夜干したほうが眠っている時間も乾きますし、朝になったら着られる衣装が増えて簡単だという事です。部屋干しのままでも問題はありません。

夜に乾いていてほしい寝具カバーなどで洗い替えのない物だけは朝洗濯するように心がけています。洗濯しました寝具カバーはなんだかよい香りがして心地よく幸せを感じます。