シニア世代の家事ラク

穏やかな暮らしのための家事アイデア

増えたモノ忘れや勘違いからの夫婦のトラブル

私は66歳。定年して2年目のオヤジ。妻と2人マンション暮らし。年金を糧に身の丈にあった穏やかな日々を過ごしています。

40年を超えるサラリーマン時代を経て定年。現在、画期的に夫婦が共有する時間が増えました。そんなこともあって「夫婦間のトラブル」が増えたように感じます。

このトラブルが勃発すると居心地が悪くなりますが、現役時代とは異なり、解消する場所や機会が少なくなっていることにも気が付きました。「何とかせなあかん」と考えたのです。

このトラブルの多くは「意見の相違」から始まります。お互いに主張を正論として一歩も引くことがありません。この意見の相違に至る原因が今回のテーマである「モノ忘れ」や「勘違い」から始まることが多いと思いました。

夫婦間トラブルを減らすためにした家事テク

この「モノ忘れ」や「勘違い」は65歳を超えてから多くなったとも思っています。このトラブルの原因となる「モノ忘れ」や「勘違い」を減らすことができれば日々穏やかな暮しになると考えました。

そこで私は、65歳になってからの生活を検証することにより解決策「ルール65」を見出すことにしました。現役時代と思考回路や手法が全く変わっていません(苦笑)。

検証結果①:家庭内において、夫婦でいる時間が長い
検証結果②:家庭内において、夫と妻それぞれのスケジュール表があって、共有されていない。
検証結果③:家事において、夫の引き受けや分担が必要にも関わらず見直しがされていない。
※以上は、検証結果の一部です。

トラブルを減らす「ルール65」とは

ルール①:家のボス(覇権)は妻であることを認めて対応する(面と向かっては言っていない。心の中で宣言したもの)

ルール②:「モノ忘れ」や「勘違い」を減らすために、家庭という共通環境における単一のスケジュール表を設ける。スケジュール表への記入は、お互いの申告に基づき妻が行う。

ルール③:医療機関の予約票、税金等の納付や支払い予定、その他期日が明確な予定は、お互いが確認し易い所に予約票、納付書、招待状などの現物を分別して、ダブルクリップ等により掲出して、適宜、確認することを習慣付ける。

以上のルール65を具体化したことにより、現在、わが家では「モノ忘れ」や「勘違い」が多少とも減って穏やかな日々が増加してきました。

何よりもトラブルの解決(冷却期間)や探しモノをする時間の節約になって良かったと思います。
なお、お互いの個別の時間を確保するとともに健康維持のため、週に4回程度のジム通いを始めました。またの機会にお話しできればと思います。それではご機嫌よう。