家事ラク

共働きママのための家事時短アイデア

[mokuji]

育児休暇があけると目が回るような忙しさにウンザリ

子供が1歳になるまで育児休暇をいただきました。

「赤ちゃんが生まれたら大変よ」とたくさんの人に言われていたこともあり、覚悟をしていましたが、それまでフルタイムで働いていた環境から、ずっと家にいるからか、常に気持ちは落ち着いていたと思います。

育児中心、それでもフルタイムで旦那と共働きで過ごしてきた頃よりも家事に積極的に取り組むことも出来ていたので、気分は晴れやかだったのかもしれません。

子供が1歳になり、無事保育園にも入園し私も職場復帰です。

家もいいけれど、社会に出て必要とされることを感じられるのも素敵、ワクワクした気持ちを抱いていました。

しかし、仕事、家事、育児のコンボは思いの外大変です…

それまで難なく出来ていたことが出来ない日もあり、自分自身にウンザリしたこともあります。

旦那も家事や育児の分担をかって出てはくれましたが、そこは共働き夫婦なのでやっぱり出来ないことは多々あります。

今思えば、育児休暇中と同じことをしようとして、気持ちが焦っていたのかなと思います。

そんな時に、「自分をもっと楽にさせられる方法」について考えてみました。

決して手を抜くわけではなく、もっと効率的に家事を時短出来ないかと考えたのです。

毎日のことだからこそ家事時短

家事に休みはありません。

その日の内に出来なかったことは、数日以内にツケがまわってきます。

それでも、仕事、家事、育児に追われているとツケさえも溜まっていく悪循環…

毎日のことだからこそ、家事時短を取り入れることをおすすめします。

私がご紹介する家事時短は、実際に今でも行っているもので、手抜きだけどしっかりと家事に取りかかれる方法ですから、主婦として後ろめたさを感じることもありません。

コツを伝えていきますので、参考にしてもらえたらと思います。

以下の3つのことを実践するだけでも、もっと子供や家族との時間を作れるようにもなりますよ。

共働きの家事時短その1「畳まないハンガー」

洗濯と一言でいっても、たくさんの作業があります。

洗濯物を干すのは好きだけれど、畳むのはあまり…という私のような人もたくさんいるでしょう。

家族の衣類、子供が産まれるとその量は増えていきます。

天気のいい日にたくさんの洗濯物を干すことで気持ち良さを感じる私は、いざ、洗濯物を取り込み、山になったものを見るとゲンナリしてしまう、すると畳むのは後回しになるわけです。

夕飯作りを取り掛かり、「さぁ食べましょう」となった時に視線の端にうつる洗濯物の山…

そこで考え出した家事時短のテクニックは、いっそのこと洗濯物を畳まない方法です。

が、そのまま山の状態から家族が必要なものを取るのではないのです。

まず、お気に入りのハンガーを揃えてたくさん準備しました。

そのハンガーを使って、洗濯物を干し、取り込む際にはそのハンガーごとそれぞれの部屋のクローゼットに持っていって掛けるだけ。

畳み方って人それぞれ好みがあったりして、夫婦で共有させるのが難しいと感じているところもあり、基本的には洗濯関連は私メインの仕事でした。

しかし、畳まないハンガーを活用することで、旦那も私のやり方を気にする必要がなくなったので、積極的に洗濯物を取り込んでくれるようにもなりました。

仕事から帰って来て、洗濯物の湿気を気にしつつ、まだ1歳の子供の動向も気にしつつ、でもパパッと取り込むことができ、精神的にも肉体的にも共働きの私たちにとってとても楽ちんになりました。

共働きの家事時短その2「ワンプレート朝食」

朝食はしっかりと摂りましょうという我が家。朝から、4種類以上のおかずを準備しています。

もちろん、以前から作り置きで家事時短はしていましたが、それでもボーっとしている朝からの億劫さは抜けませんでした。

でも、食事って家族にとって大事なことですから、夫のため、子供のためと頑張っていました。

でも、ふと気づいてしまったんです。

私は、それぞれのおかずを一人一人お皿に分けて、食卓を賑やかにしていたのですが「ワンプレート」にすることで、盛り付ける時間や後片付けの時間を短縮できるのではないだろうかと。

その日の気分によって、シンプルなお皿、おしゃれなお皿と変えればワンプレート朝食でも見栄えよく仕上がりました。

私の出勤準備でバタバタしている時や子供の準備で手こずっている時などは、作り置きしているおかずをお皿に並べることだけなので、先に手が空いた旦那が朝食の用意をしてくれる時もあります。

何といっても、出勤前までに終わらせておきたい洗い物も簡単に時短でストレスフリーです。

共働きなので、旦那もたまに洗い物をしてくれるのですが、お皿の数がグンと減ったからなのか、私が子供の保育園の準備をしていると「洗い物、終わってるから!」と声をかけてくれるようになり、何だか夫婦としての絆が深まったような気がします。

朝から、一つでも家事を時短するだけで、仕事モードに切り替えるスピードも速まったように感じます。

ワンプレートのお皿をウキウキするものにすれば、子供も朝食に興味を示し、これから始まる一日に気合を入れることにもなります。

共働きの家事時短その3ゴミ出し

私と旦那は子供が産まれてからは、チームメイトのような存在です。

私が職場復帰してからは、その要素は強くなったように感じ、とてもたくましく自慢の旦那。

そんな旦那は、結婚当初からゴミ出し担当なのですが、私が任せっきりにしているからか、時々忘れていることもあります。

忙しい時間に、ポツンと置かれたゴミ袋や、ゴミ箱から溢れ出んばかりの状況を目にするとガックリしてしまいます。

なので、ゴミ出しもチームプレーと考えてみると、それがなんと家事時短に繋がったのです。

私がゴミをまとめる、玄関に準備する。そして、旦那が出勤前に出す。

忘れられて、ゴミ収集までのことを自分一人でしつつ、子供の面倒も見ているとなると、普段の倍以上の時間がかかることもありますので、それぞれの仕事に取り掛かっている時には、子供のお世話はどちらかがしている状況です。

流れるようにスムーズなゴミ出し、家の中もすっきりして最高です。

まだ子供は紙おむつなので、ゴミ袋いっぱいになると結構重いんですよね。

やはり、育児も家事も男手があるならば、手伝ってもらえると無駄な手を煩わせることなく完了させられます。

育児と仕事にも目いっぱい取り組める家事時短コツを取り入れよう

育児休暇があけて、共働き、しかもフルタイムで働きだした時には目がまわるような忙しさに疲れも取れずに、小さなミスを犯すこともありました。

しかし、家事時短をほんの少しだけ取り入れただけでも、ウンと気持ちに余裕が持てるようになったのです。

家事時短のコツは、自分の「これいいかも!」をまずは実行に移すことです

チャレンジ精神はきっと、これからの子育てにも役立つはずですし、そんなママを見て子供も好奇心旺盛に育ってくれますよ。

そして、自分が面倒だと思っている家事が何かをはっきりとさせることでしょう。

毎日する家事だからこそ、「面倒だな」「出来ればやりたくないな」と思えることが今以上に時間がかからなければ、ストレスを感じることもありません。

また、旦那の協力はやはり必要だと私は実感しています。

共働きだからこそ、お互いに家事の大変さや子供の可愛さを実感する時間が必要です。

子供が産まれ、新しい家庭を築いていく上ではやはり家族総出で何事にも取り組めることがベストですよね。

どうしても、夫の手を借りられないという夫婦もいるでしょうが、そんな時こそより効率的な家事時短テクニックを身につけていきましょう。

これから何十年と行うことですから、自分の母親を観察してみましょう。

主婦のプロですから、あなたをもっと楽にする方法を知っているかもしれませんよ。

時短!時短!と考えている時よりも家事に取り組む時の気持ちを正直に見つめ直してみると、何か見えてくるものがあるはずです。