共働きの主婦で、保育園に通う子どもが1人います。
仕事と子育てで忙しい毎日を、出来るだけラクにするためには「家事の時短」が必要だと思っています。
少しでも時短テクニックを身につける為に、家事本の内容を実践してみました!
好きな場所から読む
家事育児と仕事の両立がラクになる家事本を発見!
「子どもが散らかしても大丈夫!沖幸子のパパッとかんたん超掃除法」PHP研究所発行・沖幸子著。
私はこのタイトルを見て、すぐに本を手に取りました。求めていたのは、まさにそれ!子どもが散らかした時の対処法なのです。
うちの子を見て思うのですが、子どもの散らかし方って本当に容赦ないものです。
1つの遊びをしていたと思ったら、10分後には違う遊びが始まり…。気が付くと部屋中がおもちゃだらけということも少なくありません。
この子どもの片付けを少しでもラクに出来たなら、私の家事の負担はいくらか軽減されるように思うのです。
この本は、そんな育児中の主婦目線で書かれた家事本です。
中には「赤ちゃんをあやしながら掃除する方法」「子どものいたずら書きを消す方法」「おもちゃのお手入れの仕方」など、育児主婦ならではの知りたいことがギッシリ!
また、洗剤を使わず安全な食材でジュータンを綺麗にする方法や、トイレの簡単な手入れの仕方まで、あらゆる暮らしの掃除法も細かく書かれているので、とても参考になります。
何より「子育て主婦目線」っていうのが励みになるのです。
忙しいとつい「子どもがいるから、これは出来ない…」そんな言い訳が出そうになるのですが、この本を読むと「子どもがいてもこれくらいは出来るんだ!」と前向きになれます。
仕事・子育て・家事で忙しくても、この方法なら無理なく出来そう!と思える方法がいっぱいなのです。
家事本実践!3秒で出来る簡単おもちゃ片付け法
「子どもが散らかしても大丈夫!沖幸子のパパッとかんたん超掃除法」を読んで、とても衝撃を受けた内容があります。
それは、散らかったおもちゃをたった3秒で片付ける方法。
「3秒」ってすごいと思いませんか!これが本当に実践出来るなら、育児と仕事の両立にも随分役立ちそうですよね。
・家事本に紹介されていた「3秒片付け」のやり方
まず子どもが遊ぶ場所にシーツを広げておきます。子どもはそのシーツの上で思う存分遊び、いつも通りおもちゃで散らかり放題に…。
そしていざ片付ける時。おもちゃを乗せたシーツの四隅を持ち上げて運び、あとはシーツごとおもちゃ箱に入れれば、それで終了。
たしかに、この方法なら3秒で誰でも出来ますよね!片付けが苦手な私でも絶対に失敗しないはずです。
・時短家事、いざ実践!
実はうちの子は近頃、自分で描いた絵を切ったり、破ったりするのにハマっています。
ですので、気付くと部屋中が紙くずだらけ…ということがよくあり、派手な散らかし具合を見て、ついイライラしていました。
そのため今回は、子どもが紙遊びを始める前に、大きな布をテーブルに敷いてみました。(不要なシーツが無かったので、マルチカバーを使いました)
テーブルに布を敷くと、布が滑って動くので、お絵描きしにくいと子どもが少し不機嫌でしたが…この点は布の四隅をテーブルの脚に固定する等すれば改善出来そうです。
あと、布を敷いて良かったと思うのは、いつもテーブルがクレヨンやマジックで汚れるのが嫌でヒヤヒヤしていたのですが、布があれば心配しなくて良いということです。
布の下にビニールを敷いたり、レジャーシートを活用すれば、テーブルの汚れ対策はさらに完璧になるはず。これは思わぬ収穫でした!
そして肝心の片付け。布を広げたまま四隅を持って運ぶのは、子どもと私だと少し難しいように思えました。
その為、私は布の四隅をひとくくりにして、袋のような状態にしてから遊んだ物を全部おもちゃ箱まで運びました。
今回はクレヨンや紙類だったので、ケースに仕舞ったり整理したりする必要がありましたが、これが車のおもちゃや人形だったら、布のままおもちゃ箱に置くのも有りだと思います。
・家事本を実践した感想
この方法だと片付けがとにかく楽です!私は今までテーブルからおもちゃ箱まで何度も物を運んでいたので、それだけで疲れていたのですが、この方法だったらたった1回でOK。子どもでも面白がりながら、簡単に自分で出来る方法です。
「こんな方法があったなんて!何で今まで気付かなかったのだろう」
と思えるような、とても身近な物で出来る便利な方法でした。
片付けが苦手な人の味方になってくれる家事本!
「ほんの1分で一生が変わる魔法のかたづけ術」PHP研究所発行・小松易著
「片付けは苦手」と思っている人は多いと思います。そんな方にお勧めしたいのがこの家事本です。
「はじめに」のページで紹介されていますが、この本はかたづけ士の小松易さんが「読者がどこから読んでも片付けたくなるように」と作った本です。
実は私自身、片付けが苦手なタイプですが、この本を見ると確かに「やってみようかな…」と片付け心を刺激されるのです。
なぜ、そう感じるのかというと、この本には「片付け前」と「片付け後」の写真が沢山掲載されているからです。
例えばリビング。物でゴチャゴチャしていたテーブルやソファーを片づけた結果、こんなに綺麗になりました…というように分かりやすく写真が掲載されているのです。
この写真には電話の周辺、本棚、洗面台下の収納、冷蔵庫の中など家の中のあらゆる場所があります。
これを見ていると「家のあの部分を片づけると、ああいう風に綺麗になるんだ」と片付けた後のイメージが持ちやすくなり、自然と片付ける意欲が湧いてくるのです。
小松易さんによれば、片付けに成功する人には共通点があるそうです。それは「ゴールをイメージできること」。
だから、出来るだけ「片付けのゴール」を思い描きやすいように、沢山の写真が使っているのだそうです。
また、物の減らし方や仕舞い方が、細かく丁寧に書かれているのにも驚きました。
まるで片付けが苦手な私に対して、アドバイザーが手取り足取り親切に教えてくれている…そう思えるような本でした。
家事本実践!「1日15分の片付け」で毎日がラクに
「片付け」というと、つい「まとめて一度に…」と思ってしまうものです。
私の場合、平日は忙しいのでほとんど手を付けず、土日に早起きして片付ける…そんな流れが毎週の定番でした。
そのせいか部屋は、気が付くと物でごちゃごちゃ。
子どもがお菓子の空き袋をおもちゃ箱にこっそり仕舞っていたり、洗濯機に入れるはずの洋服を夫が部屋の隅に置いていたり…。
「本来収まるべき場所」に収まっていない物が溜まり、さらに「いつの間にか使わなくなった物」の整理もなかなか出来ずにいる部屋は、いつも居心地が悪くて、見ているだけで「忙しい気分」になるものでした。
ところで「ほんの1分で一生が変わる魔法のかたづけ術」に、こんな記事が載っていたのです。
「片付けは1日たった15分でOK!」私はこの一言を見て「これなら出来るかもしれない!」とピンと来ました。
だって「たった15分」。これ位なら、今の私でも何とか時間を捻出できそうだと思ったのです。
・家事本に紹介されていた「15分片付け」のやり方
まず今日片付ける場所を決めます。
この時の選び方は「テーブルの上」「本棚の一部」など小さな範囲にすること。そしてタイマーをセットし、時間内にその場所を一気に片付けます。
こうする事で効率良く作業でき、片付けに対する気力も保たれるのだそうです。
・時短家事、いざ実践!
私は「洗面台の引き出し」を試してみました。
不必要な物はなるべく捨てて、必要な物は整理して…と、本に書かれていることを参考にやってみました。
実は今まで面倒で全然手を付けずにいた場所でしたが、やってみると想像以上に早く終わり10分程度で片付きました。
なぜかと言えば、いつの物か分からない化粧品の試供品が沢山出てきて、ほとんど処分することにしたからです。
おかげで、引き出しがスッキリ!「これから何を置こう」と楽しみになりました。
・家事本を実践した感想
「15分の片付け」と決めていなければ、気が重くて、未だに洗面台の引き出しに手を付けることはなかったと思います。でも「たった15分…」と思うと、重い腰を上げて気軽に片付けられました。
それから「15分」という時間制限が、まるでゲームのように感じました。「時間内に頑張ろう」と妙に燃えている自分がいて、達成した時は「やった!」と爽快感を覚えました。
片付けは苦手な私ですが、この方法なら楽しみながら続けられそうに思えました。
ちなみに「押入れの中」「クローゼットの中」などの物が多い場所を片づける時は、休日に「30分」と決めて取り掛かると良いそうです。
※参考図書
「子どもが散らかしても大丈夫!沖幸子のパパッとかんたん超掃除法」PHP研究所発行・沖幸子著 P103
「ほんの1分で一生が変わる魔法のかたづけ術」PHP研究所発行・小松易著P26