共働きの家事ラク

共働きの家事分担は家事の見える化が効果的!

36歳、夫と2人暮らしの会社員女性です。2年前に結婚し、一緒に住むようになりました。

家事の分担のことでイライラ・・・

「共働きだから家事は協力してやろうね」と結婚前から話していましたが、一緒に住むようになってみるとやはりうまくいきませんでした。

恋人時代はほとんどケンカがなかったのに、結婚してからは家事分担のことでお互いに毎日イライラ。不満をぶつけることも多くなりました。

ある日、また家事分担でもめたときのこと。

彼「俺はけっこう家事やっているほうだと思うよ」
私「うーん、じゃ全体の家事の何パーセントくらいやっていると思う?」
彼「40%くらいかなー」
私「え、そうなの?。(20%くらいと思っていた)」

 

そうか、うまくいかないのはこのギャップが原因なのかと気づきました。

どうやったらこのギャップが埋まるのだろうと考えた結果、家事を見える化してみることにしました。

家事をポイント制にして、家事の見える化を実施

実は彼は典型的な理系男子。数値で示したらうまくいくのではと思ったのです。

まず、主な家事(ごはん作り、お弁当作り、洗濯、食器洗い、掃除など)を洗いだし、次にそれぞれを 必要時間×頻度×優先度 でポイント化しました。

例えば我が家の場合、お弁当作りなら 30分×5回/週×1.0倍 = 150ポイント、トイレ掃除なら 5分×2回/週×0.7倍 =7ポイント にです。

(優先度とは、必要性の高さです。毎日必ず決まった時間に作らなくてはいけないお弁当は優先度が高いと判断して1.0倍、後回しにして手が空いたときにできるトイレ掃除は0.7倍といった具合です。)

私は家事項目の洗い出しまでやった表を夫に見せ、ポイント化は夫と一緒にやりました。(ちょっと手間ですが、エクセルで作るとふたりで話しながら数値を入力してすぐにポイントを集計できます!)

家事の分担、見える化して共有してみたら

全てのポイント化を終えて集計してみた結果・・・、夫が実際にやっていたのは22%。

数値で示したことで、夫は自分がどれくらいの家事をしていたのか、それぞれの家事にどれくらいの時間がかかるのか、自分が知らなかった細かな家事のこと、家事に優先度があることをわかってくれました。

そしてお互いの帰宅時間や収入を考慮して、夫には30%の家事をやってもらうことにしました。

いまはそれぞれの分担をこなしつつ、お互いに手伝いながら時にはさぼりながら生活しています。

お互いにやっている(やってもらっている)、と思っている割合は意外と違っています。

お互いに自分の方が大変!という不満からケンカになってしまうケースが多いのではないかと思います。

そんなときは家事を見える化して共有してみるのはいかがでしょう?特に理系男子にはオススメです!