料理中、赤ちゃんから目が離せない
私は40歳で事務職をしている女性です。子供は小学生と幼稚園児がいます。
子供たちが小さい時に、料理を作る時に気をつけたことについてお話します。
まず、料理を作る時に悩んでいたのは、なんといっても子供が動くことです。
特に赤ちゃん時代、ハイハイをしていた時には、本当に困りました。手当たり次第に、いろいろなものを口に持っていくからです。
自分が料理をしていない時には、赤ちゃんの様子を見ていることが出来ますが、料理をしている時には目を離すことになります。
その目を離した時に、もしものことがあったらどうしようといつも気になりながらびくびくと料理をしていました。
ハイハイの結果、まさかの事態
そこで、誰でもしていることかも知れませんが、子供の手が届くところには危ないものをおかないことにしました。
さあ、これで安心と思ったのに、しかしふとした時に自分が想像できないようなことが起きてしまいました。
それはキッチンの床に置いてあったゴミ箱です。ハイハイをして、ゴミ箱の中身をひっくり返されたのです。
危険なものは赤ちゃんの手の届かない場所に置きましたが、「ゴミ箱が危ない」という考えがなかったのでそのままだったのです。
しかし、キッチンのゴミ箱には料理をした後のものがたくさん入っていました。
その中には、生肉のはし切れなどもありました。なんでも口にいれてしまう赤ちゃんが、もしも口に含んでしまうと大変なことになるものでした。実際に我が子は、野菜くずを口に持っていくところでした。
安全のためにしたことが、料理と掃除の時短にも
そこで、それ以降、キッチンのゴミ箱は、キッチンカウンターの上に置くことにしました。ちょっと汚いと思われるかも知れませんが、赤ちゃんの安全の為と思ってそうしました。
すると意外な効果もありました。
キッチンで出たゴミは水っぽかったり細かかったりします。それをゴミ箱を床に置いている時は捨てる前に水滴やかけらを周りに落としてしまうこともありました。
しかし目の高さに置いてあると、そういったミスが減りました。落とした部分を拭く手間が減り、作業がはかどるようになりました。料理の時短も叶ったのです。
料理中、「危ないものはないから、少しだけ目を離しても大丈夫」と思えると、気持ちはとてもラクになります。お子さんがハイハイを始めたり、なんでも口に入れてしまう時期のおうちの方には、ぜひゴミ箱の場所も変えてもらいたいなと思います。
もちろん一番いいのは、誰か家族がいる時に料理をすることが一番安全と思っています。
ご主人がいる時などにまとめて作ったり、子どもの世話をお願いして料理をしたり、子どもを危険な目に合わせず、自分もストレスを溜めない家事の仕方を見つけられるとよいと思います