現在45歳の主婦です。在宅ワークのため家で過ごすことが多く、子どもは8歳の女の子1人だけですが、今でも時短家事を目指しています。
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子供を見ながらの家事は危険がいっぱい
子どもが歩き始めた1歳頃から、ドアに手を挟んだり転倒したりして、家の中でも目が離せなくなりました。
調理中に泣きだした時は火を止めなくてはならず、夕食の時間までに料理ができなかったことが何度かありました。
夫がいる間や子どもが寝ている間に、根菜をカットしたり葉物野菜を茹でたりしてみましたが、かえって料理に時間がかかってしまい、ストレスを感じたこともあります。
子どもから目を離さないで家事をこなしたいと、まず試してみたのがおんぶです。
掃除や雨の日の買い物など30分近くかかる家事の間、子どもが背中にいると重たさを感じ
ながらも安心できました。しかし火や包丁を使う料理の時は危ないと気づき、おんぶができませんでした。
市販のだしは手抜きじゃない!減塩できて風味が増す
そこで利用するようになったのが市販のだしです。
離乳食教室で「塩を使うよりもおだしを利用すると、風味が増して子どもが美味しく食べられる」と聞き、手抜きに思われた市販のだしへの印象が変わったのです。
実際にすりつぶした小松菜入りのおかゆに和風だしを混ぜてみると、薄味で少し美味しくなりました。
子どもも完食できたので良かったです。市販だしによって、同じく手抜きに思われていた電子レンジ調理もチャレンジする気になりました。
テレビでシリコンスチーマーを使った調理方法を見て、興味を持っていたのです。ちょうどドラッグストアのポイントがたまりシリコンスチーマーと交換できた所だったので、良い機会でした。
電子レンジ調理でさらに時短化
実際に電子レンジでシリコンスチーマーを使ってみると、2~3センチ角に切ったジャガイモと少量の水を入れて600Wで3分ほど過熱しただけで、茹でたようなジャガイモができたので感動しました。
茹でた根菜をすりつぶしておかゆに混ぜる離乳食作りにはとても重宝しました。なぜもっと早く使わなかったのだろうと思った程です。
電子レンジによって時間が短くなり火を使う心配もないので、その間子どもに声をかけることができるようになりました。少しの間でも子どもに気を配れることは、安心感にも繋がったのです。
その後、根菜料理の時は必ずと言っていい程シリコンスチーマーを使うようになりました。
専用の調理本を書店で見かけたり、ネットのレシピを参考にしたりするようになり、みたらし団子のたれやプリンのカラメルなどのおやつを作ったこともあります。
完璧にとらわれず、ポイントを押さえた家事を
時短料理ができると、他の事でもグッズを使うなどして効率的に作業できないか、常に考えるようになりました。
様々なことを並行して期限までに行うには、完璧な仕事にとらわれずにポイントを抑えた仕事が必要だと感じるようになったのです。
新しい家族によって、出産前の要領が悪かった働き方から今の働き方に変えることができ、良かったと思います。
子どもが大きくなっても、主婦は家事や仕事で時間に追われがちです。
平均寿命が延びつつある今日この頃、自分の時間を作って心身ともに健康に過ごすためにも、これからも時短を目指そうと思います。