一人暮らしの家事ラク

一人暮らしの「もったいない」を時短テクで解決した方法

現在は40代の専業主婦です。結婚するまではずっと一人暮らしでした。その時に一番困った「一人暮らしあるある」が、何かともったいないという現実です。

一人だからこその「もったいない」とは?

「狭い家にこんな大きなテレビはもったいない」「1合しか炊かないのに5合炊きの炊飯器はもったいない」から始まり、「洗濯物がたまらないのに洗濯機を回すなんてもったいない」など様々な「もったいない」に1人暮らしでは直面してしまいます。

その中でも一番もったいないと常日頃思っていたことは、食材に関することです。どんなに安い八百屋を見つけても、たくさん買っては結局使いきれずに腐らせてしまいます。傷むまではいかなくても鮮度がなくなった野菜は美味しいものではありません。

スーパーでは少量パックも売られていますが、普通にまるまる大きいのを買うのと変わらない値段だったりします。(少量パックを作ってくれたお店への手間賃ですよね)ここでもまた「はあ、もったいない・・・。」

さらに一人暮らしならではの悩みとは

また独身だと突然の飲みのお誘いも多いものです。喜び勇んで行く返事をしながらも、心の中では「冷蔵庫の中の食材が!」と思ったことが何度もありました。

職場の帰り道や家の近所にすぐに買い物できるような場所があればここまで悩むこともないのですが、都心部に住んでいたわけではないのでそうもいきません。

時間もシフト制で不規則だったため、行ける時に買っておかないといざという時にコンビニに頼ってしまうことになります。同じような悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。

悩みが解決した方法とは

色々考えた結果私が実践したのは、一週間に一度休みの日にまとめておかずを作ってしまうことでした。もともと几帳面な性格なので苦ではなかったのですが、一週間の献立を考えてその分の食材を買いに行きます。

実際にスーパーに行って、旬で安いものがあれば臨機応変にメニューを変更したりもします。そして買ってきた食材で一気に10品以上のおかずを仕込んでしまうのです。

お気に入りの音楽をかけながら、家政婦になったつもりで鼻歌を歌いながら行いました。用意したおかずは見た目も可愛い無印良品の保存容器。(今は100円ショップでも機能性の高いものが売られていますね)

よく冷ましたおかずを保存容器に入れ、二日以内に食べるものは冷蔵庫へ、それ以外のものは冷凍庫にストックをしました。この時点で買ってきた食材はすっからかん。もしも急な飲み会が入ったとしても、処分する心配はありません。

料理の家事ラクで家計も気持ちもスマートに

そしてまた一週間後に冷凍庫内のストックを考慮した上で、翌週の献立を考えます。その繰り返しでかなり家計も浮きました。

栄養バランスを考えることもできるのでダイエットにもなりますし、何より食材を無駄にしなくて済むことが一番嬉しかったです。仕事から疲れて帰ってきて、温めてすぐ食べられるというのも時短になりました。

自分にとっても、さらに大きく言えば地球にとってもロスのない生活です。面倒ではない方には是非オススメしたい方法です。