掃除の時短

【時短家事やってみました】週末15分だけの時短お風呂掃除

お風呂掃除に時間がかかって困っていたので、こちらの本のお風呂掃除のページを試してみました。お風呂掃除の基本がわからない方、掃除する時間がないと困っている方の参考になったら嬉しいです。

[mokuji]

 

私が選んだ掃除時短テクニック

みなさん、お風呂掃除ってどのくらいやっていますか?

共働き、赤ちゃんがいる、一人暮らしなど、掃除にかけられる時間もそれぞれ違いますし、掃除の好き嫌いも関係ありますよね。家庭によって浴室が汚れる頻度も違います。

スポーツに夢中なお子さんが家族にいると、お風呂に砂がたくさん落ちたりしますし。そうなるとやはり掃除はマメにしないと綺麗が保てないのかなと思います。

私は掃除が苦手です。週末に何時間もかけて掃除をしても、家族の誰も気が付いてくれないし、出したり動かしたりで、むしろ最初より乱雑になっているような時もあります。たぶん、やり方が下手なんですよね。

なかでもお風呂掃除が一番苦手です

そして掃除の中で一番苦手なのがお風呂掃除なのです。すぐヌルっとするし、鏡にはウロコの水垢がつきますし。

一所懸命に掃除しても、少し気を抜くとピンクのカビが出来たり、掃除した直後なのに妙な臭いがしたり。冬はまだ空気が乾燥しているからいいのですが、梅雨時はかなり気を使って掃除をしています。

我が家は4人家族なのですが、お風呂は朝夕2回使います。入る時間もバラバラなので、お風呂場は乾いている間がありません。入浴して、窓を開けるか換気扇を回します。何時間後かにやっと乾いたと思ったら、直後に誰かが使用するの繰り返しなのです。

そうすると、お風呂掃除も一日に何度もすることになって困っていました。お風呂掃除は手抜きでラクにしたいと思って、お風呂掃除のアイデアを試そうと思いました。

たくさんの家事本からこの本を選んだ理由

手抜きやラクができるお風呂掃除の本があればいいなと思って書店に行きました。とても多くの家事本が並んでいました。特に、今は時短家事の本はたくさん出ているんですね。

その中で、平置きになっていた「週末15分そうじ術」という本に目が止まりました。『テレビで話題沸騰』なんだそうです。

この本は家事代行マッチングサービス株式会社「タスカジ」の共同創業者で、タスカジさん統括マネージャーの鈴木美帆子さんという方が書かれた本です。タスカジさんって何?って思って本を読んだところ、家事代行会社「タスカジ」から派遣されるハウスキーパーさんのことをそう呼ぶんだそうです。

本の内容は?

さてこの本は、そのタスカジさんのトップに立つ「伝説の家政婦」鈴木さんが実践している「週末15分そうじ」の本です。掃除のプロが、週末に15分掃除すればよいと言っているなんて素敵です!今私が10分掃除を1日に2回していることを考えれば、週末に15分だけでいいというのは魅力的です。

この掃除法は、著者の鈴木さんがワーキングママになり、時間が無くなって完璧な掃除が出来なくなった時に、「どうしたらいいのか」と考えて、試行錯誤の上にたどりついた究極の掃除なんだそうです。

完璧を知っている人が実体験から生み出した、いいとこどりミニマム掃除ってことではないですか?

まさに掃除に悩んでいる私向けの本だと思いました。家政婦さんがやっている掃除なら無駄はないだろうし、週末15分なら私にもできる!

週末15分の時短掃除やってみました

所要時間別の2コースあります

さて、この本には「タスカジさんバージョン」という家事代行を頼んだ場合スタッフさんがやってくれる掃除バージョンと、「ゆる家事バージョン」という表題通りの15分掃除とが載っています。写真付きで詳しく載っているのは15分の「ゆる家事バージョン」です。

今回は何より時短、手抜きが目的ですから、もちろん「ゆる家事バージョン」で試してみます。

用意するもの

・スポンジ

・カビ取り剤

・中性洗剤

・ティッシュ。

水を切る道具のスクイージーや、ぞうきんは使いません。揃えるものが少ないのは嬉しいですよね。

工程写真を見たところ、キッチン用のスポンジを使用しているように見えたので、私キッチンスポンジを使用しました。カビ取り剤、中性洗剤ももともと家にあったものです。ティッシュは洗面所にあるのでそれです。

掃除する場所

この本では、「お風呂掃除」単体ではなく「浴室と洗面所」を一度に掃除します。お風呂と洗面所の掃除で合わせて15分です。

ここでいきなり驚きでした。「浴室と洗面所」というこの組み合わせで掃除したことは今までなかったからです。しかし、やってみたらこの組み合わせはすごく合理的だと感じました。お風呂のカビ取り剤をしみ込ます待ち時間に、洗面所を掃除することができるからです。

時短掃除をやってみて感じたこと

よかったところ

・その工程にかける時間が1分、2分と書かれているところです。時間が短く指定されていると、細かく汚れを追い求めるのではなく、ささっと一気にきれいにしようという気持ちが芽生えます。

・写真がとても親切です。換気扇を回す、スポンジに半プッシュ分の洗剤をつける、タオルを洗濯機にポイッなどかなり細かく、全行程写真がのってます。おかげで文字を読まなくても、視覚で追って掃除ができました。

・排水口に絡まった髪の毛取りと、洗面所の床部分の床拭きを、ティッシュでします。今まで古歯ブラシや、雑巾で掃除をしている部分でした。ティッシュだと、ゴミも捨てやすいですし、つまんでポイ、拭いてポイなのでとてもラクでした。

・スポンジの使用面が書いてあります。洗い場の四隅と壁の下側はハード面でこする、床はソフト面でこするというふうにです。今まで傷がついたらダメかと思い、柔らかいソフト面だけしか使っちゃいけないと思っていたけれど、プロが言うんだから大丈夫なんだなと感じられました。

失敗したところ

・本の内容が悪いのではないのですが、カビ取り剤をたくさん使用したからか、気分が少し悪くなりました。カビ取りスプレーを使う量が多かったのかも知れません。

今までカビ取り剤で具合が悪くなることはなかったので意識していなかったのですが、塩素系洗剤は気を付けて使わなければいけませんね。

(本に書いてあったように換気扇は回していたのですが、さらに、窓を開けるとか、マスク・ゴーグルをするなどの自衛が必要だったと思います。)

かかった時間

今回は本を見ながらやったので、全部で25分ほどかかりました。が、流れ作業でできるようになれば15分でできます。無理なく15分でできると思います。時間がないからさらに半分バージョンなどにアレンジもできる気がします。

まとめ

私のように、掃除に何か必須で何が必須ではないかがわからない人にとって、必要最小限の手間で、要所が押さえられた掃除はとても魅力的です。本のとおりに1分2分の作業をいくつかやったら出来上がりなのです!

本のタイトル通りに週末に15分やってもいいし、平日に1分2分の掃除を分割してやってもいいのかも。手抜きでラクだけれど、プロの認めた技なので自信をもって手抜きが出来ます。実際に、15分の掃除後、今までの自己流掃除と比べても、とても整然と綺麗になったように見えました。

ちなみに「タスカジさんバージョン」の浴室・洗面所掃除は70分でした。家事代行サービスでお願いすると、かなり丁寧にやってくれそうですね。

他の場所の掃除法も載っています

『伝説の家政婦が自宅で実践!週末15分そうじ術』は、この浴室・洗面所以外にも、ダイニング・キッチン編、トイレ・玄関編、リビング・寝室・子供部屋編があります。

こちらも今後の家事ラクの為にまた試してみたいと思います。

リビングと寝室と子供部屋の掃除が全部で15分ってすごいですよね。しかも週末だけ掃除でのようです。こういう家事本からアイディアをどんどん取り入れて、忙しい毎日の中の家事時間を少しでも時短できたらいいですね。