洗濯の時短

洗濯の時短アイデア&お助けグッズ

[mokuji]

洗濯がイヤという気持ちを解消するポイント

洗濯が嫌い!という方も多くいますよね。しかし、ひとくちに「洗濯」といっても、洗う・干す・たたむ・人によってはアイロン、しまう、と5つの工程がありますよね。このどのポイントが嫌なのか?これをはっきりさせると、洗濯がいやだなーというのが解消しやすくなります。

私も「洗濯」が小さいころからお手伝いとして嫌でした。私が小さいときの洗濯機は全自動ではなく二層式洗濯機でした。外のベランダにあったから、脱水層に移動させるときも冷たいし、干している間も寒いし、しかもベランダに一人だから孤独。

寒いベランダで洗濯物を干しながら「きっと未来になったら、脱水が終わった後に紐を一本ひっぱるとスルスルと洗濯物が干された状態になって紐をくくるだけで干すのが終わるようなものが発明されているかも・・・」と妄想しつつ洗濯物を干していました。

私の場合、なにが嫌かというと「一人で作業している時間」が退屈で嫌だったんですよね。作業自体はそこまで嫌というわけではない。ひとによっては、干すのが面倒、たたんでも家族がしまわないから海のようになってしまって嫌。とか、いろいろ嫌だと感じるポイントは人それぞれあると思います。

私も嫌なポイントを小さくても解消していったら、いまは家族5人ですが洗濯がラクになり楽しくなりました!その方法を工程を分解しつつ、あなたの洗濯が嫌いになってしまうポイントを見つけて解消できる方法をご紹介します

【洗濯の時短1】洗濯の量を見直す

人によって洗濯が嫌いなポイントというのは違うと思いますが、まずは、最初のステップとしては「洗濯物の量を見直そう」です。そもそも、洗濯の量が多いと一日に何回も洗濯機を回す羽目になります。それは時間がとられますよね。

①パーカーはやめる
フードとかがついていると乾かない!ちょっと着ただけで大して汚れていなくても洗濯しなきゃ、となるので、我が家は子ども3人とも薄手のウィンドブレーカーを購入してパーカーをやめました。

カテゴリーとして「上着」になるので、洗濯は汚れた時だけ。洗ったとしてもすぐ乾くので本当にラクチン!子ども3人ともパーカーやめたので楽になりました

②洗濯機を大きくする
もし、あなたが洗濯機をこれから買う、買い替える、というなら最大容量をおすすめします。単純に洗濯の回数が減る!シンプルですが、かなりラクになりました。これはタイミングが合えば、ですが。

③バスタオルをやめる
バスタオルは大きいと洗うのが大変ですよね。我が家はバスタオルやめました。お風呂上りはバスタオルをやめてフェイスタオルくらいのサイズにしました。でも、十分拭けます!髪が長い方でも、です。そのおかげで洗濯がラクになるし、気軽に洗えるのでいつも清潔です。

そのかわり、タオルはペラペラなものではなくちょっと厚地のものがいいですね。手ごろでおすすめなのは「IKEA」です。色もサイズも豊富で、生地もしっかりしているけど安い!そして、タオルにフープがついているのでちょっとひっかけたりとかが出来てとっても便利です。

我が家は洗面所にあるのもお風呂場で使うのもみんな同じサイズのフェイスタイルです。

④ラグ類をやめる
ラグ類もバスタオルと同じ理由ですね。お風呂場、洗面所、キッチン、トイレなどにラグを敷いているご家庭は多いと思いますが、我が家は全部なしにしました。

お風呂のときは、お風呂場の中で体を拭いてからあがって、濡れた時はタオルでさっと拭いておしまい。洗面所の床もなし。水がついたらさっと拭くだけです。キッチンも我が家は無垢材ですが、気にせずラグはなし。気になるときだけ拭いたり、新聞紙を敷いたりすればいいと思います。

やはり、どうしても布類があると汚れちゃうし、洗濯も大変になります。また、ラグが床にあると埃もたまりやすく掃除が大変になるのでやめてみると本当にラクになります。

【洗濯の時短2】干す作業をラクにする

干すのがいや、という方も多いと思うのですが、まずは考えなくてもゆったり干せるスペースが大事です。スペースなどにゆとりがあると、あんまり深く考えなくても干せるので気持ちが楽です。かといって、道具がたくさんあると邪魔になるので折りたためるものなどを活用しています。

①洗濯ピンチつきハンガー3つ。
我が家はハンガーが連続なっているタイプのものとかも使っていましたが、「これはピンチに、これはハンガーに、これは個別に・・・」とか考えるのが面倒でした。

なので、連続になっているハンガータイプのものはやめて洗濯ピンチのものだけ。これが3つとハンガーがあれば、家族5人分でも十分干しきれました。考えなくても干せるよう道具などをそろえるというのがおすすめです。

ちなみに、ピンチは子どものデニムなども干したりするので強力なタイプがいいですね。おすすめは無印良品のステンレスタイプ。

似たようなものでホームセンターのや違うメーカーさんのも試したのですが、ピンチの力が弱くて洗濯物が落ちてしまったり・・・となると、それには軽い靴下とかそういうのを干して、ちょっと重たいデニムとかはこっちで・・・と使い分ける羽目になって面倒だったので。少しお値段もしますが、頑丈で長く使えるので長い目で見たらお得でした。

②室内洗濯物干し

室内物干しをたくさん設置しておくと、花粉の時期や梅雨も安心です。「ホスクリーン」やロープをつけるタイプのものは使わないときは外しておけるので邪魔にもならないし便利です。ホームセンターでも販売していますよ。

新しく家を建てるなら、設置場所を想定して天井や壁の下地を一部強化してもらうことができます。始めに言えば、そんなにお値段のかかる工事ではないそうです。

もしすでに家が建っている、もしくは賃貸、という場合は折り畳み式の洗濯物干し。こちらはネットショップの「北欧暮らしの道具店」さんで私は購入しました。3段のタワーラックですが、オシャレで、使わない時はシュッと折りたためます。

③時間を楽しむ

これは時短ではありませんが、ぜひおすすめ。洗濯物を干すときって自分一人だけという状況の方も多いと思います。そういうときに、自分の好きな曲を思いっきりかけたり、ラジオを聴いたりして自分ひとり時間を逆に満喫しています。洗濯物を干す時間を計ったことがあるのですが、10分くらいなんですよね。それなら10分だけ楽しむのも手だと思います。

私はラジオを聴いています。で、お洗濯グッズもボトルとネットを「3ccoins」という300円ショップで購入しました。これだけでもすごく気もちがいいですね!洗濯物を干すのが朝のちょっとした楽しみになっています。

【洗濯の時短3】たたむ作業はいらない


家族が洗濯物をそのままにしている、片づけない、というのはよく聞きます。私は脱衣所のところに、子どもそれぞれの洋服収納を置いてしまって取り込んだそばからしまっています。基本的に全部ハンガーに変えたので、取り込んだら外さずそれぞれの場所に掛けるだけでOKです。

我が家は脱衣所に無印良品のスチール棚を置きました。背が高い長男が上の段、妹と弟は下の段にして自分でも手が届くようにしています。

ズボン・パンツ・靴下は一人1つの引き出しを決めて、放り込むだけ。すごくラクですよ。これのコツは「家族それぞれがやりやすい環境にする」「洋服の数を減らす」この2つですね。夫が協力してくれない、というならまずはお子様だけでも巻き込めたらいいですね。

やらせる、とかなると大変なので、クローゼットの位置をやりやすい位置まで移動させてしまってもいいと思います。それに反対されたら自分で洗濯物をしまうのをやってもらう笑

他人を動かすのは難しいですから、自分のやりやすい状態に変えてしまうのもありだと思います。そのほうがずっと早くラクになりますね。

家族が増えてくると大変だし、あとは腰が痛い・肩がつらい、とかいろいろ体調面でも洗濯が大変というときがありますよね。そんなときはぜひ、宅配クリーニングや家事代行サービスにお願いしてみるのもいいと思います。