自分から家事の分担を申し出た男性
私の年齢は40歳、製造業勤務の男性です。
ただいま、待望の1人目を授かり奥さんは妊娠中です。
徐々に大きくなっていくお腹、さらに薄くなっていく眉毛を見ると、奥さんは母親になるんだなぁと実感しています。
私は、母子家庭で育ってきましたので、母親に対する気持ちも大きいのかも知れません。
家事についてですが、妊娠してからも奥さんが家事を全て行ってくれていました。
しかし、ある言葉を聞いた時に、家事分担を始めようと自分で思ったのです。
始まった家事分担、思っていたより大変
その言葉は、「よいしょ」です。
妊娠する前の奥さんからは、聞いたことがありませんでした。
私はその言葉を聞いて、奥さんの負担を軽くしなくてはと考え、私から家事の分担を言い出しました。
さて、家事の分担をすると決めて、私の受け持った家事は掃除と洗い物です。
料理に対しては妻は分担しようとはしませんでした。何かこだわりがあったのでしょう。
まずは掃除です。軽く考えて掃除に挑みましたが甘かったです。
やり終わって奥さんに注意されたのが、玄関、窓の溝、お風呂周りです。
玄関周りでは、玄関を開けて外に埃を掃いても掃いても、どうしても家の廊下に砂埃が入ってしまうのが大変でした。
そこで妻に言われて掃除機を使い掃除をすることにしたのです。
すると見事に成功しました。
窓の溝には指が入らないので、この部分には、綿棒を使い掃除をしました。中々大変な作業を奥さんは日頃しているのだなあと実感できる掃除でした。
次にお風呂の掃除です。この掃除では、掃除後の水取り作業が大変でした。
洗うのは簡単なのですが、水取りの大変さ。タオルと100均で買って来たワイパーで水取りをしました。
特に天井は大変でした。暫くは慣れない作業でしたが、身体が重い妻がこの作業をするのは無理だなあと、自分がやってみて実感しました。
家事分担をして得られたこと
家事をした後の夕食は良いものですね。疲れと何とも言えない心地よさがあります。それは、掃除した充実感、開放感に包まれるからでしょうか。
何より家事分担をして、奥さんの役に立ったと思えることがいいです。もうすぐ会える子供にも誇らしい気持ちになれます。
ちなみに、家事を分担することで私は、職場で相手に対する見方も変わりました。
前は、自分中心で考えて突き進んでいたタイプだったんですが、家事を分担して普段しない事をやり始めたことで、相手の気持ちや状況を理解しようと考えられるようになりました。
ですから、家事の分担は奥さんにも優しく、仕事にも役立つことなだと感じています。分担方法は、それぞれあると思いますがいい方法を見つけましょう。